NIKKEI NET（日経ネット）：主要ニュース－各分野の重要ニュースを掲載: "日米FTA、「締結」から「交渉促進」へ修正 民主、農業団体の反発でまったく池田信夫氏の言うとおりの展開となった。
民主党の菅直人代表代行は７日の記者会見で、衆院選マニフェスト（政権公約）に明記した日米自由貿易協定（ＦＴＡ）を巡る記述について、「締結する」から「交渉を促進する」と修正する方針を明らかにした。
表現を弱めることで、日米ＦＴＡ構想に猛反発する農業団体などに配慮した形。「食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない」との記述もマニフェストに追加する。
全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）と全国農業者農政運動組織連盟は同日、民主党が衆院選マニフェスト（政権公約）に掲げる日米自由貿易協定（ＦＴＡ）締結への反対集会を都内で開き、全国から約500人の農業者らが参加。「日本の農業を崩壊に導くものであり、断じて認めることはできない」などとした決議を採択した。 (00:55)"
池田信夫氏は言う：
農業を保護して日本経済を滅ぼす民主党
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"民主党の農業所得補償は「バラマキだ」という批判が強いが、FTAによって農業の自由化を進めるための経過措置としてはやむをえないという擁護論もあった。しかし今回の方針転換でこの唯一のメリットもなくなり、残るのはバラマキだけだ。そもそも農家の所得は勤労者世帯より高い。なぜサラリーマンは、自分たちより豊かな農家を税金で「保護」しなければならないのか。"
これじゃ農業政策は自民党の石破茂にまかせた方が方がよっぽどまともだ。民主党を恐喝して「いいとこ取り」を実現させた農村利権集団は今夜は笑いが止まらないだろう。都市住民の味方であったはずの民主党には、大いに失望した。投票は考え直す。
自民党は、農村はあいつら民主党にまかせて、農村既得権益集団のエゴを抑えることで経済をいかにして活性化するかという政治に専念すれば、今まで農村に散々ぼられてきた都市住民の支持を固めることが出来るだろう。小泉の先例を見ればわかる。日本の政治もよほど分かりやすくなる。
自民党よ、農村票は民主党にくれてやれ！
7 件のコメント:
2chを覗くと、この池田信夫氏の記事に対し「農家の所得の方が都市サラリーマンより高いなんで信じられない」と行ったナイーブな書き込みが目立った。ところがこれは事実なのである。農林水産統計でも明らかになっている。農家には兼業所得や農地の売買や賃貸による不動産収入ががあり、これらは農業収入より多い。その結果、実態は都市サラリーマンより遙かに豊かなのである。
http://www.asahi.com/politics/update/0808/TKY200908080134.html
小沢氏、日米ＦＴＡで持論強調「農協、ためにする議論」
>民主党の小沢一郎代表代行は８日、
>農業の戸別所得補償制度の導入を前提に、
>農産物も含む日米自由貿易協定（ＦＴＡ）
>締結を目指すべきだとの考えを
>改めて強調した。
小沢さんはあくまでFTAは締結させたいみたいですけどね。民主党内で揉めてるんですかね。
松山市農協の青年部会だと、ずらりと高級車が並ぶと聞いたことがあるね。ま、あれは不動産業者の集団だから、サラリーマンより、豊かなのは当然だろう。都会の経営者層と比較するのが正しい。無産労働者であるサラリーマンと比較するのは、ちょっと、問題ありかな？
兼業農家は、主たる収入がサラリーマンで、さらに、１００万円程度でも、農業収入があり、さらに、三世代家族率も高いから、無産のサラリーマン一家より収入が多いのは、論理的当然だけど。
オイラの勘では、手取り年収３００万円程度でも、農家は貧乏ではない。家賃不要、車庫費不要、野菜は出荷できない間引きを食えば良いし、米代は原価、あと、鶏でも飼っておけば、食費はゼロに近い。
ただ、農村を民主にやれば、自民は永久野党になる。都会票は浮草だからね。
一人あたり支出でも農家の方がサラリーマン家庭より年間１０万円程度多い。農家じゃ食い物は原則タダなのにね。
農家には更に相続税の優遇制度や固定資産税の免除なんかがある。なんでも経費で落とせるから笑いが止まらない。
サラリーマンやサラリーマンの奥さまは、無産階級は無産階級らしく、質実剛健で行きましょうや。バカダカイ何とかヒカリなんか食って有産階級である農家に更に搾取されるのは止めましょう。
>2ch
自分たちに都合の良い情報だけ取り上げて、都合の悪い情報に目をつむる彼らがなんだかかわいそうです。
ぼられてるのは他ならぬ自分だろうに･･･
農業関係者の言論は、眉唾が多い。食糧安保論なんて騙されてはいけない。国産が優れているというのも眉唾。
天明の大飢饉の時、米に依存していた四国本土は餓死者続出、一方、瀬戸内の島はさつまいもを主食としていたから、餓死者ゼロ。
食糧安保なんて空論より、さつまいもの栽培法を覚えたほうがよい。オイラは、相続でわずかな農地があるが、一部で、さつまいもだけは作る。すると、クズ芋が大量にできるとわかる。大半、捨てているが、いざとなれば、食べる。
いざとなれば、空き地、校庭、公園、ゴルフ場など全部、さつまいも畑にすれば、餓死者などでない。
肥料袋に土を入れても、栽培できる。土は買わなくても、道路際の側溝の部分にいくらでも溜まっている。とっていると、ボランティアで掃除をしているのだと感謝される。
中国産の野菜も食べるのが当然。栄養的には国産より優れていると思う。
そう、サツマイモなんか、戦争直後にはうちでも作ってましたよ。両親はド素人だったけれどちゃんと生えてきて、それで家族全員が食いつないでいた。
戦争で餓えない三つの方法：
１）イモの作り方を覚えておくこと
２）養殖魚は生産禁止。餌にするイワシを人が食べる。
３）義務教育でヨットを教える。いざとなれば密貿易。
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